
このような疑問に解決する記事です。
2023年3月時点でbitbankでは全24種類の仮想通貨が取り扱われています。
この記事ではその全仮想通貨について特徴を解説します!
各通貨の特徴を参考に、是非自分なりの推しコインを見つけてみてください!!
ビットコイン(BTC)
ビットコイン(BTC)の特徴
- 世界初のブロックチェーン技術を使用したデジタル通貨
- 金のような希少性を持つ
- 先物ETFの取引も開始
まずは仮想通貨の王様ビットコインです。
世界初のブロックチェーン技術を使用したデジタル通貨で、取引量/知名度ともにNo.1です。
発行枚数が2100万枚と上限があることから金のような希少性を持ち、デジタルゴールドとも呼ばれています。
2021年に先物ETFが米国証券取引所の承認を受け、ニューヨーク証券取引所で取引が開始されことからも益々注目度は上がっています。
ビットコインについてより詳細な内容を知りたい方は「BTC(ビットコイン)の特徴を解説」をご確認ください。
イーサリアム(ETH)
イーサリアム(ETH)の特徴
- スマートコントラクト機能を実装
- NFT分野で活用されている
- スケーリング課題を抱えている
続いてはイーサリアムです。ビットコインの次にメジャーな仮想通貨と言っていいでしょう。
スマートコントラクトという「契約を自動で行なってくれるプログラム」を実装しているので、最近流行りのDeFi(分散型金融)はイーサリアムがベースになっています。
またNFT分野でも活用されていて、世界最大のNFTマーケットOpenSeaもイーサリアムのブロックチェーン技術を使用しています。
ただイーサリアムは送金などに必要な処理手数料(ガス代)が非常に高騰してしまう「スケーリング課題」を抱えていて、このあたりがネックになっています。
スケーリング課題については別の通貨が解決方法になってくるので後述します。
イーサリアムについてより詳細を知りたい方は「ETH(イーサリアム)の特徴を解説」もチェックしてみてください。
DeFiやNFTに興味がある方は下記記事もご覧ください。
ポリゴン(MATIC)
ポリゴン(MATIC)の特徴
- イーサリアムのセカンドレイヤーソリューション
- OpenSeaやブロックチェーンゲームで活用されている
- PoSを採用している
次はポリゴンです。
ポリゴンは前述したイーサリアムのスケーリング課題を解決するために開発されたブロックチェーンです。
メインのイーサリアムのブロックチェーンの横にチェーンを繋げるサイドチェーンを使用していているので、トランザクションの高速化と安価な処理手数料(ガス代)を実現しています。
このようにメインチェーンの横で取引をする技術をセカンドレイヤーソリューションと呼びます。
NFTの送付を行うのにイーサリアムチェーンを使うと数千円かかってしまいますが、ポリゴンを使うと送付が数円レベルで済むので、OpenSeaやブロックチェーンゲームでもポリゴンが利用されています。
特にOpenSeaでNFTを扱う場合、Polygonチェーンを使うとガス代が無料になります。
無料で使うのにはブリッジという作業が必要なので、興味ある方は「Polygonブリッジの方法をわかりやすく解説」も読んでみてください。
また、暗号資産を保有量に応じて承認作業が割り当てが決まるのPoS(プルーフオブステーク)という仕組みを採用しており、ビットコインで採用しているPoW(プルーフオブワーク)に対して、膨大なマシンパワーが不要であることから環境に配慮したブロックチェーンとも言われています。
ポリゴンについてより詳細を知りたい方は「Polygon(Matic)の特徴を解説」をご確認ください。
ライトコイン(LTC)
ライトコイン(LTC)の特徴
- ビットコインの抱える問題を解決するために開発された通貨
- SegWitで高速な送金に対応
- トランザクション(取引)の承認時間がビットコインの4倍
ライトコインはビットコインが抱える問題を解決するために開発された通貨です。ビットコインに次ぐ長い歴史を持つ通貨で、トレーダーの中でも知名度があります。
ビットコインは10分毎に新しいブロックが承認されますが、1つのではブロックに書き込めるサイズに制限があるため、取引が増加すると送金が遅延する、取引手数料(ガス代)が高騰するという課題がありました。
ライトコインではSetWit(Segregated Witness)という技術を用いブロックチェーンの一部のデータを取引データから分離することによって、取引量をビットコインに対して増加させることができます。
結果トランザクション(取引)の承認時間がビットコインの4倍と高速になり、小額決済などの場面で利用することが可能になりました。
ライトコインについてより詳細が知りたい方は「ライトコイン(LTC)の特徴を解説」の記事もチェックしてみてください。
ポルカドット(DOT)
ポルカドット(DOT)の特徴
- 異なるブロックチェーン同士を繋ぐことが可能
- セキュリティが高い
- ブロックチェーンの構築が用意
次はポルカドット(DOT)です。
ポルカドットはインターオペラビリティ(相互運用)にという技術によって異なるブロックチェーン同士を繋ぐことが可能な、革新的なブロックチェーンです。
仮想通貨の送金をやったことがある方ならわかると思いますが、ビットコインとイーサリアムなどはネットワークの互換性がないので、直接通貨の送金などができませんが、ポルカドットを使用すれば直接送金が可能です。
また、ポルカドットのメインチェーンであるリレーチェーンは他のブロックチェーンと接続することによって、セキュリティ機能を共有することができるため、安全性が高いという特徴もあります。
ブロックチェーンの開発を行うフレームワークであるSubstarate(サブストレート)を利用して実装されたチェーンと、ポルカドットのリレーチェンの互換性を持たせることが可能なので、ブロックチェーンの開発が容易という側面もあり、非常に注目度が高い仮想通貨となっています。
ポルカドットについてより詳細な内容を知りたい方は「DOT(ポルカドット)の特徴を解説」もご確認ください。
エンジンコイン(ENJ)
エンジンコイン(ENJ)の特徴
- NFT分野で期待されているブロックチェーン
- トークン規格「ERC-1155」を作成
- クロスチェーンのEfinityをリリース
エンジンコイン(ENJ)は「ゲーム、アート、音楽、スポーツ」など様々な分野に使用できるNFTのプラットフォームを構築しており、NFT分野で期待されているプロジェクトです。
特にブロックチェーンゲームで有用な「ERC-1155規格」を自ら作成し注目を集めています。
「ERC-1155規格」は複数のトークン(仮想通貨)とNFTを単一のトークンとして扱えるというもので、ブロックチェーンゲームにおいて1回のトラザクションで複数のアイテムを送付することを可能としました。(今までは1個のアイテム送付に1トランザクションを通す必要がありました)
また先ほど説明したポルカドット(DOT)と提携し、NFT特化のクロスチェーンのEfinityをリリースしています。これによって異なるブロッックチェーン同士でのNFTのやり取りが行えるようになりました。
エンジンコインについてより詳細な内容を知りたい方は「ENJ(エンジンコイン)の特徴を解説」もチェックしてみてください。
オーエムジー(OMG)
オーエムジー(OMG)の特徴
- アンバンクトの人達のために開発された通貨
- 高速で安価な取引が可能
- トヨタや三井住友銀行が出資
オーエムジー(OMG)は銀行口座を持てないアンバンクと呼ばれる人たちに対して、金融サービスを自由に扱えるように開発された通貨です。
特徴として「More Viable Plasma(MoreVP)」という独自のブロックチェーンを使用することで、複数のトランザクションを1つにまとめて処理し、高速で安価な取引を可能にしています。
2020年の6月にオーエムジーの親会社であるSYNQA社(旧Omise Holdings)はトヨタや三井住友銀行などから86億円の出資を受けたことでも話題になり、今後の将来性に期待が持てます。
オーエムジーについてより詳細を知りたい方は「オーエムジー(OMG)の特徴を解説」もご参照ください。
クアンタム(QTUM)
クアンタム(QTUM)の特徴
- ビットコインとイーサリアム両方の長所を持ち合わせた通貨
- ライトウォレットを採用
- 匿名性が高い
クアンタム(QTUM)は、ビットコインの強みであるUTXOという匿名性の高い残高管理方式と、イーサリアムの特徴であるスマートコントラクトを実装した、ビットコインとイーサリアム両方の長所を持ち合わせた暗号資産です。
ライトウォレットを採用しているので、スマートフォンから自分のアカウントにアクセスすることができ、ウォレット管理や送金などを簡単に行うことができます。
また、UTXOはブロックチェーン上で取引されているデータに基づいて残高を算出し、取引のたびにアドレスが追加されるので第三者が残高を追跡するのが困難となり匿名性が高い点も特徴と言えます。
クアンタムについては「QTUM(クアンタム)の特徴を解説」の記事でより詳細を解説していますのでチェックして見てください。
リップル(XRP)
リップル(XRP)の特徴
- 銀行間送金ブラットフォーム「RippleNet」で使用される仮想通貨
- 異なる通貨の交換を行うブリッジ通貨の側面を持つ
- 300社を超える企業と提携
リップル(XRP)は「リップル社」が開発した銀行間送金ブラットフォーム「RippleNet」で使用される仮想通貨です。
RippleNetを使うことで海外との取引でもそれぞれの国の通貨で取引ができます。
一例として「日本円で送金し、リップルを介して、相手へはユーロで着金させる」といった国際送金が可能です。
このようにリップルは異なる通貨の交換を行うブリッジ通貨としての側面を持ちます。
RippleNetには300社以上が参加していて、日本からはみずほ銀行やSBIホールディングスが提携しています。
今後国際送金のスタンダートとなる可能性が十分にあり、注目されている通貨です。
モナーコイン(MONA)
モナーコイン(MONA)の特徴
- 2チャンネルが発祥の日本初の仮想通貨
- SNSの投げ銭や飲食店などでの決済手段としても利用されている
- アトミックスワップで安全な取引が可能
モナーコインは2チャンネルが発祥の日本初の仮想通貨です。
2ちゃんねるの「モナー」が通貨にデザインされており日本のネット文化と強い繋がりがあります。
実際にSNSの投げ銭に使用されていたり、秋葉原を中心にコミケや飲食店での決済手段としても利用が可能であるなど日本独自のコミュニティが形成されています。
また、アトミックスワップという異なるブロックチェーン間の暗号資産を同時に交換できる仕組みを採用していて、2社間の取引が安全に行える点も特徴です。
ビットコインキャッシュ(BCC)
ビットコインキャッシュ(BCC)の特徴
- ビットコインからハードフォークして生まれた仮想通貨
- スケーラビリティ課題に対応
- 発行量や半減期はビットコインと同じ
ビットコインキャッシュはビットコインからハードフォークして生まれた仮想通貨です。
ハードフォークとは
ブロックチェーンの仕様変更の1つ。枝分かれしたフォークのように従来の暗号資産と互換性がなくなる。
ビットコインキャッシュはビットコインが抱えていたスケーラビリティ課題に対応するためにハードフォークされていて、具体的にはブロックサイズを32MBまで拡張することによって1回あたりに処理するデータ量を増やし送金時間の短縮につなげています。
その他の発行量や半減期はビットコインと同じです。
ハードフォークした仮想通貨の中では高い時価総額を誇っていて、23年の1月段階での時価総額は27位となっています。
ステラルーメン(XLM)
ステラルーメン(XLM)の特徴
- 国際送金を目的として非営利組織(NPO)が管理・運営している仮想通貨
- 低コストかつ高速な送金が可能
- IBM社との決済ソリューション開発が注目を集める
ステラルーメン(XLM)はステラ開発財団という非営利組織(NPO)が国際送金を目的として管理・運営している仮想通貨です。
コンセンサスアルゴリズムにSCP(Stellar consensus protocol)を採用していて、投票で決められた信頼できる承認者を任命し、取引承認を任せることで低コストかつ高速な送金を可能としています。
例えばビットコインの送金が10分ほどかかるのに対して、ステラルーメンでは2~5秒で送金が完了し、取引手数料も基本的に0.00001XLMと非常に低く設定されています。
また、世界最大規模のIT企業IBM社がステラルーメンのブロックチェーンを利用して決済ソリューションを開発したことでも注目を集め、今後の将来性にも期待が持てる通貨です。
ベーシックアテンショントークン(BAT)
ベーシックアテンショントークン(BAT)の特徴
- Brave Software社が開発した仮想通貨
- 「Brave」ブラウザを利用すると報酬が得られる
- 入手したベーシックアテンショントークンは寄付できる
ベーシックアテンショントークン(BAT)はBrave Software社が開発した仮想通貨で、イーサリアムのブロックチェーンを活用したERC20規格で発行されています。
最大の特徴はBrave Software社が開発したオリジナルブラウザの「Brave」での活用です。
Braveは基本的に広告表示をブロックしてくれるWebブラウザですが、ユーザーの意思で広告をONにすることができます。
広告をONにすると広告配信が行われますが、広告を見る対価としてベーシックアテンショントークンがもらうことができるので、ブラウザを利用するだけで報酬が得られます。
また入手したベーシックアテンショントークンを気に入ったWebサイトに寄付することができるので、気に入ったWebサイトを援助することもできます。
シンボル(XYM)
シンボル(XYT)の特徴
- NEMのアップデート版の仮想通貨
- ハイブリッドチェーンで企業向けニーズに対応
- コンセンサスアルゴリズムにPOS+を採用
シンボル(XYM)はNEMのアップデート版の仮想通貨です。NEMに対してセキュリティの高さや処理速度が大幅に向上しています。
プライベートチェーンとパブリックチェーンを組み合わせたハイブリッドチェーンで企業向けニーズに対応している点はシンボルの大きな特徴です。
プライベートチェン、パブリックチェーンとは
- パブリックチェーン:誰でも自由にネットワークの参加が可能な公共性の高いブロックチェーンのこと。情報がオープンなので公正な取引ができるが、不特定多数のノードが取引に関わるので、取引の処理スピードや手数料がプライベートチェーンに劣る
- プライベートチェーン:中央的な管理者が存在するブロックチェーンでネットワーク参加者が限定されている。管理者に依存リスクがあるが取引に関わる参加者が少ないので高速・低コストな運用が可能。
ハイブリッドチェーンを使用することで公共性や透明性を担保しつつ、速度やコストを損なわないため、企業の目的と合致しており実際にシンボルが利用がされている事例もあります。
また、コンセンサスアルゴリズムに「PoS+」を採用していることも注目すべき点です。
PoS+は、POSのコインの保有量に加えて、チェーン内での活動量も考慮してブロックの生成者が決まるので、積極的にシンボルを使うことより公平にマイニングの割り当てを行うことができます。
チェーンリンク(LINK)
チェーンリンク(LINK)の特徴
- 外部ネットワークとブロックチェーンを繋げる分散型オラクルを提供
- オラクルサービスのオペレータにチェーンリンクが支払われる
- Google Cloudなど大手サービスとの取り組みも世界中で注目
チェーンリンクは外部ネットワークとブロックチェーンを繋げる分散型オラクルを提供しており、既存サービスとブロックチェーンを繋げる橋渡しとしての役割を持っています。
分散型オラクルとは
オラクルは外部データとパブリックブロックチェーンを繋げるサービスのこと。分散化したオラクルで外部データを検証することによって、単一システムの脆弱性を排除することができる。
分散型オラクルをを運営するノードオペレータへの報酬としてチェーンリンクが支払われます。
チェーンリンクは既存サービスとブロックチェーンを繋げることができるので、その拡張性に期待が持たれています。
特にGoogle Cloudなどの大手サービスとも提携しており、その取り組みが世界中で注目を集めています。
メイカー(MKR)
メイカー(MKR)の特徴
- ステーブルコイン 「DAI」 の発行・管理プラットフォームを提供
- メイカーに担保資産を預けることでDAIを生成できる
- メイカートークンはDAOのガバナンスに使用できる
メイカー(MKR)はステーブルコイン「DAI」の発行・管理プラットフォームを提供するプロジェクトです。
ステーブルコインとは
他の資産を担保に価値の安定性を維持する仮想通貨。DAIは米ドルの価値と連動していて常に1DAI≒1ドルとなるように設計されています。
ユーザーはメイカーに実装されているスマートコントラクトにETHなどを預け入れることでDAIを生成することができます。
生成したDAIは他の仮想通貨同様に送金したり、決済に使用することができます。
またメイカートークンはMakerDAOのガバナンスに使用できるので、メイカーを保有することでプロジェクトの方向性の決定に参加することができます。
ドージコイン(DOGE)
ドージコイン(DOGE)の特徴
- インターネットで話題となった画像であるドージーがモチーフのプロジェクト
- ライトコインの技術を用いて作れていてトランザクションが高速
- イーロンマスク氏が保有しており、テスラ社の決済手段としてドージコインが利用できる
ドージコイン(DOGE)は、インターネットで話題となった画像である犬のドージをモチーフに作られたプロジェクトです。
(似たような仮想通貨でシバイヌ(SHIB)がありますが、その通貨とは違います)
ライトコインの技術をベースに作られていて、ビットコインの1ブロック生成速度が10分に対して、ドージコインのブロック生成速度は約1分なので、高速なトランザクションが可能という特徴があります。
ドージーコインはイーロンマスク氏が保有していることでも話題になっていて、実際にテスラ社の決済手段としてドージコインが利用可能です。
https://www.tesla.com/ja_jp/support/dogecoin
ドージコインの購入を検討している方は、マスク氏の言動で価格が大幅に変化するのでツイートなどに注目しましょう。
ボバネットワーク(B0BA)
ボバネットワーク(BOBA)の特徴
- イーサリアムのレイヤー2ソリューション
- BOBAを保有することでDAO(自立分散型組織)の意思決定に参加できる
- ステーキングにより利回り報酬が受け取れる
ボバネットワーク(BOBA)はイーサリアムの「スケーラビリティ課題」を解決するために開発されたレイヤー2ソリューションです。
ボバネットワークはDAO(分散型自立組織)化を目指しており、ネイティブトークンのBOBAを保有することでDAOの意思決定に参加することができます。
DAO(自立分散型組織)とは
特定の管理者が存在せずに、事業やプロジェクトを推進できる組織のこと
また、ステーキングが可能なので、BOBAをBoba Networkに預け入れることで利回り報酬を得ることができます。
アスター(ASTR)
アスター(ASTR)の特徴
- ポルカドットのパラチェーンとしての接続枠を獲得した日本初のパブリックブロックチェーン
- DAppsステーキング報酬でアスターが得られる
- ポルカドットのDAppsに預けられた資産額の45%を占める
アスター(ASTR)はポルカドットのパラチェーンとしての接続枠を獲得した日本初のパブリックブロックチェーンです。
先ほど説明したポルカドットのメインチェーンに当たる「リレーチェーン」のセキュリティ性能を享受しながら独自のエコシステムが構築が可能で、外部のブロックチェーンとの相互運用も可能です。
DAppsステーキングというユニークなシステムがあり、DAppsの開発者がAstar Networkで開発を行うと、その見返りとして継続的にAstarトークンが得られます。
金銭面を心配することなく開発ができるので40種類以上のDAppsがAstar Networkでローンチされています。
ポルカドットのDApps上に預けられた資産額を示すTVL(Total Value Locked)はポルカドットのTVLの45%を占めていることからも、今後期待が持てるブロックチェーンです。
カルダノ(ADA)
カルダノ(ADA)の特徴
- オンラインカジノ Cardanoで使用するために開発された仮想通貨
- コンセンサスアルゴリズムにOuroborosを採用
- 独自スマートコントラクトPlutus
カルダノ(ADA)はオンラインカジノCardanoで使用するために開発された仮想通貨です。
従来のオンラインカジノでは運営側が儲かるようにプログラムを改竄できてしまうというリスクがありました。
これに対してカルダノを利用することでブロックチェーン上で取引履歴が管理されるので透明性が担保された公正なカジノ運営ができます。
現在ではその有用性から金融など様々な分野でカルダノが利用されています。
コンセンサスアルゴリズムに独自のOuroborosを採用していて、PoS方式をベースとしつつ取引の承認者のランダム性を高めることで、PoWに対して計算競争が起こらないため、計算量が抑えらえれ消費電力が少なく済むというメリットがあります。
また、カルダノでは独自スマートコントラクトのPlutusを採用しています。
イーサリアムなどのスマートコントラクトは、決算と計算を一つの台帳で行っていますが、一度実行するとプログラムの修正が困難になる課題があります。
これに対してPlutusでは決済パートと計算パートを複数のレイヤーに分けることで、スマートコントラクトを修正したい場合の変更を容易にしています。
アバランチ(AVAX)
アバランチ(AVAX)の特徴
- DApps構築用のプラットフォーム
- 「アバランチ・コンセンサス」で高速かつ低コストなトランザクションを実現
- 3つのチェーンで効率よくネットワークが稼働
アバランチ(AVAX)はDApps構築用のプラットフォームです。
イーサリアムとの相互運用性が高く、イーサリアムのスマートコントラクト構築に広く採用されている「Solidity」というプログラミング言語に対応しているので、イーサリアムで構築したDAppsをそのままアバランチへ持ち込むことができます。
そのため、特にDeFi市場で多くのプロジェクトがアバランチを使用しています。
また、「アバランチ・コンセンサス」という独自のコンセンサスアルゴリズムを利用している点もアバランチの特徴です。
「アバランチ・コンセンサス」はコンピュータ科学の歴史に古くからある「クラシカル・コンセンサス」とビットコインに採用されている「ナカモト・コンセンサス」のいいとこ取りをしたハイブリッド型アルゴリズムです。
高速かつ低コストなトランザクションが可能で、1秒間に4500ものトランザクションを処理できます。イーサリアムで1秒間処理できるトランザクションが14なので、非常に高速であることがわかります。
アバランチは「Cチェーン」、「Xチェーン」、「Pチェーン」という3つのチェーンで効率よくネットワークが稼働しています。各チェーンの特徴は下記の通りです。
- Cチェーン:イーサリアム仮想マシン実装のチェーン。スマートコントラクトの実装が可能なので、DApps構築に利用します。
- Xチェーン:資産の作成とトレードに特化したチェーン。ブロックチェーンではないのでスマートコントラクトには非対応です。
- Pチェーン:バランチのメタデータを記録するチェーン。バリデータやサブネット(複数のノードから構成されるネットワーク)の管理は、このチェーンで行わます。
アクシーインフィニティ(AXS)
アクシーインフィニティ(AXS)の特徴
- 「遊んで稼げる」ブロックチェーンゲームの先駆け
- 「Roninネットワーク」で手数料が安く済む
- DEX(分散型取引所)の「Katana」をローンチしている
アクシーインフィニティ(AXS)はベトナムで開発された「遊んで稼げる」ブロックチェーンの先駆けです。
ゲーム内で「Axie」と呼ばれるNFTモンスターを飼育、対戦するゲームスタイルとなっていて、戦闘したり、ゲーム内アイテムやモンスターのNFT売買によりAXSを入手することができます。
アクシーインフィニティ用の「Roninネットワーク」というイーサリアムのサイドチェーンを使用していて、非常に安価な手数料でアクシーインフィニティを楽しむことができます。
2021年の11月にはDEX(分散型取引所)の「Katana」をローンチしています。
KatanaはRoninネットワーク上に構築されていてAXS/ETHをプールすることによって、取引所に流動性を提供し報酬を得ることができます。
フレア(FLR)
フレア(FLR)の特徴
- リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)を対象としてスマートコントラクト構築を目指すプロジェクト
- 独自コンセンサスアルゴリズムFBAを採用
- アルゴリズムステーブルコイン(F-Assets)を発行している
フレアはリップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)を対象としてスマートコントラクト構築を目指すプロジェクトです。現在これらの通貨にはスマートコントラクト機能がありませんがフレアネットワークの開発が進められています。
独自コンセンサスアルゴリズムのFBA(Federated Byzantine Agreement)を採用しており、PoWやPoSに対してトランザクション承認の経済的インセンティブが不要なため、ガス代を低額に抑えることができます。
またフレアの価値に裏付けされたアルゴリズムステーブルコイン(F-Assets)を発行しています。現在XRP、LTC、XLM, DOGEと4つの暗号資産のステーブルコインに対応する予定で、それぞれFXRP、FLTC、FXLM、FDOGEという名前で発行される予定です。
発行されたF-Assetsはフレアネットワーク上に構築されたDeFiやDAppsのサービスに利用することができます。
サンド(SAND)
サンド(SAND)の特徴
- イーサリアムを基盤としたブロックチェーンゲーム
- サンドでゲーム内のNFT売買ができる
- 大手企業と提携
サンド(SAND)はイーサリアムを基盤としたブロックチェーンゲーム、「The sandbox」内で使用されるネイティブトークンです。
The sandboxはメタバース空間で楽しめるゲームで、サンドを用いることでゲーム内のNFTの売買を行うことができます。
サンドボックスは非常に注目されているブロックチェーンゲームで
- アディダス
- スクエア・エニックス
- エイベックス
などの大手企業も参入をしています。
まとめ
この記事ではbitbankで購入できる全仮想通貨について特徴を解説しました。
皆さん自分なりの推しコインは見つけられたでしょうか?
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>> bitbank(ビットバンク)の口座開設方法と初期設定を解説【初心者でも簡単】
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それでは!