FPって何?
まず「そもそもFPって何?」って話からしたいと思います。
人生ってお金にまつわる苦労が多いじゃないですか?
お金悩みを持つ男性
- 大人になったら税金納めななきゃいけないし
- 家を建てるのにも大金がかかるし
- 万が一両親が亡くなったら相続などについて知っとかなきゃいけないし
こういった悩みに対して、適切な資金計画やアドバイス、プランニングを行えるの人をフィナンシャルプランナー(FP)といいます。
FPになるには資格試験があります。
筆者は3級試験を受けていろいろ学べたので試験内容や体験談語ります!
FP試験で学べること
FP試験では以下の6項目について学ぶことができます!
FPで学べること
- ライフプランニングと資金計画 → ライフイベント毎の資金の立て方、社会保険や年金について学べます
- リスクマネジメント → 保険について学べる
- 金融資産運用 → 株式、債券、投資信託など金融資産全般について学べる
- タックスプランニング → 所得の種類、所得の計算方法、税額控除など税金全般
- 不動産 → 不動産取引、不動産にかかる税金などについて学べる
- 相続・事業継承 → 相続人、相続税、贈与税などについて学べる
FP試験では現代を生き抜くための「お金」の知識についてバランスよく学ぶことができます。
例えば以下のような疑問を持ったことはないでしょうか?
- 正直日本の社会保険で何が保証されるかとかよくわかってないあなぁ。。。
- 所得税って給料から引かれてるけど、どういう計算なんだろう。
- 相続の時ってどうやって財産が分配されるんだろう。
このような疑問を持ったことがある方は、マネーリテラシーを高める上でFP試験が役立ちます。筆者自身も「マネーリテラシーを高めたい、そしてどうせ勉強するなら資格も一緒に取っておくかー」くらいのモチベーションで受験しました。
実際に役にたった知識は?
ここからはFP試験で出た内容で実際に役立った知識を実例で紹介します!
高額療養費制度
皆さん健康保険には加入していると思います。(サラリーマンの方は健康保険、自営業者の方は国民年金保険)
健康保険に加入していることで医療費について保険料で7割が負担され、自己負担額が3割となっていることは皆さん何となくご存知だと思います。
一方医療費が高くなりすぎた場合、さらに自己負担額が軽減される高学療養費制度があることは皆さんご存知でしょうか?
例えば医療費として100万円かかったとしましょう。この場合30万円が自己負担額となります。
所得によってこの30万円からさらに自己負担が軽減される仕組みが高額療養費制度です。例えば皆さんの所得が26万円だとすると、自己負担の上限額は57,600円になるので、約24万円は戻ってきます。
自己負担限度額は所得によって異なり下の表のようになっています。
所得 | 自己負担限度額 |
83万円以上 | 252,600円 + (総医療費 - 842,000円) × 1% |
53~79万円 | 167,400円 + (総医療費 - 558,000円) × 1% |
28~50万円 | 80,100円 + (総医療費 - 267,000円) × 1% |
26万円以下 | 57,600円 |
26万円以下 | 35,400円 |
この制度を知ったことで私は加入している任意保険の内容を見直して月々の固定費を削減することができました。
このように知っているだけで役立つ知識がFP試験にはたくさん盛り込まれています。
改めてお金について知識を増やし、賢く生きたい人は勉強を考えてみてはいかがでしょうか^ ^?
どれくらいの勉強時間で受かる?
個人的な体験談になりますが、どれくらいの勉強時間でFP3級に受かったかお話しします。
まず私が勉強に使用した本ですが、「みんなが欲しかった!FPの教科書」、「みんなが欲しかったFPの問題集」の2冊です。
Amazonや楽天でも高評価だったのでこちらで勉強しました。実際に要点にしぼって勉強ができ、合格もできたので良い本だと思いました。
↓リンクついてます
2020年度のFP試験は5/23、9/13、1/24にありましたが、私は1/24に受験し、勉強自体は3ヶ月前の10月から開始しました。大体4ヶ月毎に試験があるので3ヶ月前くらいに勉強を開始するのがいいのではないかと思います。
私の場合あまり勉強できる時間はなかったのですが、「みんなが欲しかった!FPの教科書」を眠る15分前くらいに毎日コツコツ読むようにしました。大体2周読んだと思います。
教科書で概要を掴みつつ、試験の1ヶ月前くらいから「みんなが欲しかったFPの問題集」を1周、間違えたところだけマークをつけて再度復習。という流れを踏むことで合格できました。
ちなみに私は1人子供がいますが、子育てしながらでも無理なく勉強を続けられたので、なかなか勉強時間が確保できない方でも上記手法を参考に合格できるのではないかと思います。
まとめ
この記事ではFP3級を取得した筆者の体験談を記載しました。マネーリテラシーを高めたい方には勉強しながら資格も取れるので一石二鳥の資格かなと思います。最後に簡単におさらいをさせてもらいます。
FPとは?
お金の悩みに対して適切な資金計画やアドバイス、プランニングを行えるの人をフィナンシャルプランナー(FP)と言います。
FP試験で学べることは?
FP試験では以下6項目について学ぶことができ、マネーリテラシーを総合的に上げることができます。
FPで学べること
- ライフプランニングと資金計画 → ライフイベント毎の資金の立て方、社会保険や年金について学べます
- リスクマネジメント → 保険について学べる
- 金融資産運用 → 株式、債券、投資信託など金融資産全般について学べる
- タックスプランニング → 所得の種類、所得の計算方法、税額控除など税金全般
- 不動産 → 不動産取引、不動産にかかる税金などについて学べる
- 相続・事業継承 → 相続人、相続税、贈与税などについて学べる
実際に役にたった知識は?
役にたつ知識はたくさんありますが、個人的には高額療養費制度について学べたことで保険料の見直しにつながり役に立ちました^ ^
どれくらいの勉強時間で受かる?
私の場合、試験3ヶ月前から勉強を初め、
1.「みんなが欲しかった!FPの教科書」を寝る15分前くらいに毎日コツコツ読み2周
2.「試験の1ヶ月前くらいから「みんなが欲しかったFPの問題集」を1周、間違えたところだけマークをつけて再度復習。
という流れを踏むことで合格できました。忙しい方でも無理なく勉強しながら合格できるのではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!本記事が皆さんの参考になれば幸いです!